本編では19世紀の作曲家が多かったので、こちらは微妙に後ろ寄り、19世紀後半から20世紀前半くらいまでを中心に(あくまで努力目標)。
本編中で使用された作品(バレエ・オペラ・組曲等はセットで)は避け、さらに本編中のタイトル曲を書いた作曲家も避けました
(と、思います。違ってたらすみません)。ただし『ローエングリン』だけはタイトルロールがいるので例外とさせて下さい。
一応メジャーな曲を選んだつもりですが、所詮自分の趣味で選んでるので、かなり偏っているようなのは気のせいじゃないです。
表題はだいたい原語表記になってるハズですが、ロシア語や原題が分からないものは英語になっています。
 
 



1. 王女たち

L'Oiseau de feu : Introduction - Ronde des princesses
 『火の鳥』組曲から 序奏〜王女たちのロンド
I. Stravinsky ストラヴィンスキー


ストラヴィンスキー3大バレエの最初の作品。本編はチャイコフスキーの3大バレエがメインテーマだったんで、この話はストラヴィンスキーでと思って・・・バレエ自体は王子が火の鳥の助けを借りて(火の鳥が魔王の手下の動きを止めているうちに)魔王の心臓を砕いて王女を救い出すお話。(あれっ、本編のラスト?)

シディニアはなんとなくフランスをイメージしています(ブルゴーニュ辺りか?)。なので料理番のえびーたさん(役者はあのオーナーシェフで)が作るのはフランス料理・・・
・・・って、この時代(中世を想定。10世紀頃の暗黒時代末期な感じかな)にはまだ無いか。

小説タイトルの'die alte Geschichte'=『昔話』です。本編(19世紀末か20世紀初頭くらい?)から見て昔の話ということで。ただし「王子とカラス」ではなくて、その中に出てくる(らしい)チュチュのお話の世界をイメージしてます。でも矛盾だらけなので、ただのパラレルとして見てもらった方がいいかも・・・「王子とカラス」の挿絵のチュチュ(最終回のチュチュも)はイスラム教の天使みたいな姿なので、人間じゃない気もしますし。


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