映画『ベニスに死す』（美少年に溺れた初老男が、死を覚悟して疫病の流行し始めたベニスに居残ることを決意する話）のテーマ曲でした。静かで美しく、かつ官能性に満ちた曲で、決して激しくはないのに心を揺さぶられる迫力があって、弦楽合奏（とハープ）だけでこれほどドラマチックな音楽が創れるのかと驚嘆させられます。ひところ流行ったアダージョ／アダージェット集には必ず入ってた曲です。こうしてみるとここの選曲もアダージェット集みたい･･･

ところで、一見デリカシーの無い馬番さんですが、あおとあ（とウルリケ）以外の人はふぁきあの気持ちに気づいてないことになってます（いやバレバレだろう、という突込みは無しでお願いします）。そしてこの馬番さんは勿論、あひる到着時に部屋に案内してくれた侍女さんと恋仲です。

一大決心をしたふぁきあでしたが見事玉砕（ここでローエングリンのテーマでも良かったな･･･）。その夜、何が有ったか（あるいは無かったか）は、御自由に御想像下さい。

蛇足没ネタ、そんなこともあったかも？シリーズ。その前の日くらいに･･･＆ あおとあに唆されたふぁきあは･･･

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